二日目は、7時30分、石田さん声の携帯目覚ましアラームに起こされて起床^^ 京都駅ポルタのイノダコーヒーでコーヒーを飲んでから、出掛けます。 まずはバスで下鴨神社へ。 ここは、もはやお気に入りで、毎回来てしまいます。 なんだかひんやりしていて、すごく落ち着くのです〜。 まあ、紅葉には全然早かったですが、糺の森は青もみじも綺麗だと思いますv まだ観光客はほとんどおらず、神社の関係者があちこち掃除をなさってました。(着いた頃には早朝って時間でもなかったんですけど・・・) 白砂利には筋目が描かれていて、静かな空気が流れています。 イチョウが色づいている〜と思って近寄ったら、二本の木が並んでいて、一本には銀杏がなっていました。 実は私、見たの初めてです。 そして、御手洗池で、模様が変化していく水面を眺めてしばし、ぼーっとしました。 私の最上のリラックスってぼーっとすることなんだな^^; 紅葉と雪景色の糺の森のポストカードと、神社オリジナルのお香(前回も買った、泰×あかカラーなお香^^)買いました。 そうそう、相生社は新しくなってました。 今回も、源氏おみくじをひきましたが、また「出会いあり」。 ・・・私がぼーっとして見落としてるだけなのかっ? それから、予定変更して北野天満宮(火之御子社)へ。 というか、目的はFUJINOのランチだったんですけど;;; 妹から「秋限定メニューがうまいらしいよ!」とメール貰ったので、つい〜。 北野天満宮は、修学旅行生がいっぱいでした。 本殿と火之御子社にお参りして(摂社が並んでるのに、ひとつだけに真剣に祈ってる人って、奇妙だろうなあ;;;)、いざご飯v おぼろ豆腐メインのランチ、美味しかった〜!暖かいおぼろ豆腐、豆腐ハンバーグ、もちっとした湯葉ごはんv、ごま豆腐、がんも、吸い物、デザートのメニューでした。 満腹になって、腹ごなしに上七軒の町屋を見ながら、歩きました。 それからバスで京都駅に戻って、電車で奈良線東福寺駅へ。 地図の見方がよくわからず、ちょっと歩いては確認しましたが、まずは泉湧寺に。 山を背負って、ぽこんと建っているお堂が印象的。 お堂に入ると、和尚さんが解説してらしたので、後ろに混ざって聞きました。 天井画の龍とか、お堂いっぱいに掲げる涅槃図とか。 面白かったのは、白衣観音図(狩野探幽・筆)を、探幽がばらばらの紙を目の前に積み上げて、バラのまま描いた、という話。(最後につなげると一枚の絵・・・ってそんなこと出来るんだ・・・すごい。) あとは、舎利殿は鬼が盗んだ仏舎利を、韋駄天が追いかけて取り戻したという謡曲の舞台だとか。 御座所とか、御座所庭園は残念ながら見なかったのですが・・・。 玄宗皇帝が妃を偲んで彫らせたという楊貴妃観音は、ふっくらとした柔らかい表情の、優しい像でした。 それから、東福寺へ。 まだ紅葉には早いですね;;; でも、通天橋からの眺めは面白かったです。 開山堂の庭や、方丈庭園を見ました。 方丈北側の市松模様の庭が、小さいんだけど、リズムがあって私は好きでした。 右にいくほど、格子を崩していくのが、現代的な感じがするなあと。 門として使ってはいないのですが、三門も見ました。 たくさんある塔中のうち、霊雲院と芬陀院(雪舟寺)も拝見。 どちらも、ごく小さな建物です。 庭が有名なのだとか。 というか、塔中ってなんだろう?仏教も関係が複雑でよく分からない〜。 雪舟寺の庭の亀石、「どこが亀?」と思ったのですが、「動くので、背に石を刺して止めた」という説明を見てから見ると、「ああ、亀の形だ」と納得。 日本的な見立ての感覚って面白いな〜と思います。 日は暮れてきたけど、まだ4時過ぎだったので、バスに乗って、祇園へ。 八坂神社(祇園社)は、遅い時間まで気軽に入れて、庶民のもの、って感じがします^^(お寺って4時頃には閉まっちゃいますからね・・・) イサトくんのイメージが強いせいもあるかな。 祇園社を抜けて、円山公園の長楽館で、コーヒーを飲みました。 こういうクラッシックで装飾的な建物も大好きですv でも、喫茶スペースしか入れなかったので、優雅に食事する機会があれば、奥のレストランスペースに入ってみたいです。もしくはお泊りを・・・! 日が沈み、名残でかすかに紫の空と、黒いシルエットの木の梢を眺めて歩き、妙に幸せ気分でした。(←なぜ。) そして、よーじやで、妹のご要望のぬか袋を購入。 花見小路をふらふら歩くと、どこの店の門口にも小菊が飾ってあって、風流でした。 和菓子とバラ売り柿の葉寿司を買って、ホテルへ帰り、恩田陸「木曜組曲」を読み耽りました。 旅先で、ついつい本を買ってしまうのですよね;;; ホテルとかで、先を知らない新刊を読み進める至福v |
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