三日目も予定変更;;; 嵐山をのんびり回ろうと思っていたのですが、昨日はあまり紅葉が見られなかったこともあり、「山のほうならどうかな!?」及び、「やっぱり神護寺行きたい!」ということで、決断。 おまけの紅葉イベントで泰継さん(とイサトくん^^;)が案内してくれたのが神護寺だったので、やっぱり見たくなってしまって。 一晩贅沢しよう、とシティホテルをとっていたので、駅のオフィスに荷物を預け、ホテルまで届けてもらうことにして、オフィスが開くまで、喫茶店でモーニングを食べて待ちました。 そして、JRバスで高雄へ。 橋を渡って、神護寺への石段の上り口に、一本の見事なもみじ。 出迎えてくれているようでした。 石段を登っていく途中も、だいぶ色づいてきていて、「わあ〜」と思いながら、登ってゆきました。 残念ながら、門のところはまだ青かったですが・・・。 振り返って笑う継さんを想像しつつ登りました。(←何やってるんでしょうか、この人は^^;) 境内も、赤や黄色の色彩に染まりはじめて綺麗でした。 陽に透けるもみじの枝の向こうに、光を受けて輝くお堂の屋根、虫の声。 一枝だけ真っ赤に染まった木や、緑とオレンジの混じったグラデーションが美しい木など、見ていると楽しくなります。 予定変更して来てよかった!! さすがに前回来たときよりも人が多く、修学旅行生が集団でかわらけ投げしてました。 前回のように清滝へ降りる道を歩いていくのは、さすがに躊躇われたので(時間がかかるし、人気がないと怖いし、天気も晴れたり曇ったり怪しかったし)、バスで戻ることに。 バス路線図を眺めても、嵐山へ行くにはかなり市街まで戻らなくてはいけないようなので、バス停のところのお店でおじいさんに聞いてみると、「らんでんみょうしんじえきから電車に乗れ」とのアドバイス。 しかし、私が乗ったは、市バスだったため、バス停名が「京福妙心寺駅前」でした。 バス停、同じ場所に並んでるのに、JRバスだと「嵐電妙心寺駅」のようです。 まあ、無事にそこで降りて、京福北野線から帷子ヶ辻で乗り換えて嵐山へ。 てくてくと、嵯峨釈迦堂(清涼寺)へ向かいます。 途中、石蕗が植えられてて、嬉々として写真を撮ったり。このあと、嵐山辺りでは、家の門口とか、お寺の片隅に石蕗が多いことに気がつくのですが・・・。 で、清涼寺。 本堂は金色できらきらしていて、立派でした。 生き仏と言われる、釈迦如来像は、目の悪い私には遠目でよく分かりませんでしたが、周りにいろいろ展示してあって、解説もされているので、面白かったです。 釈迦像は、像の中に、布製の臓腑が入っていて、解剖学、織物、宗教史等各方面で注目されたのだとか。 霊宝殿の公開もされていたので、見てきました。 普賢菩薩や文殊菩薩は像の表情も独特なんですが、乗っている獅子や白象の顔がユーモラスです。 阿弥陀三尊の阿弥陀像は、光源氏のモデルといわれる源融の面影があるのだそうですが、そう言われてみると、絵巻などの引目鉤鼻よりも、「光源氏ってこんな顔?」っていうのが想像しやすいような。 そこから、祇王寺へ。 前に人に連れてきてもらったとき、こじんまりした庵ながら、落ち着いてて良かったので。 物語が残る寺、というのも惹かれます。(平清盛の寵愛を失った祇王が母、妹と尼になって住んでいたところへ、寵愛を得たはずの仏御前もやってきて尼になる、という話・・・だったはず;;;) 隣には滝口寺もあります。 こちらも小さい、庵といっていい程度のものですが、木々が紅葉し始めていました。 「継さんの庵はこんな感じかな〜」とか、また馬鹿なことを思いつつ^^; それにしても、一度は好いた人を、拒絶する心境って・・・。(こちらは、身分違い?を反対された平家の武士が出家し、尋ねてきた女性を拒絶する話) さて、時刻は4時、二尊院か常寂光寺か、行こうと思っていたどちらかしか行けない。 さあ、どっち!? ということで、二尊院は諦め、常寂光寺へ。 本堂前や、裏手のもみじが綺麗でした! 多宝塔のほうへ登ると、もみじの枝のむこうに、日暮れの街を見晴かすことが出来ます。 車や電車の音、街のざわめきが聞こえて、街を見下ろしていると、気の流れを読んでいる継さんの気分が味わえます(笑) で、京福嵐山の駅へ戻り、百足屋でカステラとコーヒーのセットを前に、どうやってホテルまで行くか検討。 バスで四条烏丸へ出て、そこから地下鉄で蹴上へ行くことに。 ホテルは、出発直前、ぐるぐる迷った挙句「一晩贅沢しよう!」と予約したウエスティン都ホテル。 いえ、ネットで安くなってたので、憧れのシティホテルに泊まってみようかと。 でも、私ラフな服装のうえ、歩き疲れてぼろぼろだったので、後ろめたかった;;; 憧れはあるけど、くつろげないのは、やっぱり物慣れないからですかね。 こういう場でも、おたおたせず、自然に振舞えるレディになりたいものですが・・・。 そんなこんなで四日目へ続く。 |
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