3をやっていて、また京都に行きたくなった私。
冬の京都に出発です。
早朝、東京を出て、2時間半ほどで京都到着。
やっぱり、のぞみは速いですね。

荷物をロッカーに入れ、早速バスで出町柳へ。
叡山電鉄に乗り、鞍馬を目指します。
冬の山は大丈夫なのかなと不安はあったのですが、意外に人も多いことに安心。
土日だからか、義経効果か?
民家の屋根などに、雪が残っていましたが、幸い暖かめな日でした。

鞍馬寺
山門の狛犬?がちょっと珍しいです。
獅子・・・なのでしょうか。
魔王の滝や、稲荷(茶吉尼天、の扁額に反応する私^^;)を見つつ、登っていくと由岐神社。
珍しい、真ん中に道が通る形の社殿ですが、どうして、こういう形になっているんでしょう。不思議。
こちらの狛犬も、ちょっと変わった(子供を抱いているのと、鞠を持っているのと)重要文化財指定のものだそうです。

最近運動不足なので、へろへろしながら登ります。
「これも修行〜」と思いながら(笑)
でも、歩いているうちにだんだん慣れてきました。
本殿にお参りして、霊宝殿は冬季休業中なので、スルー。

息つぎの水を飲んでみたり(甘い・・・ような気がする。京都のいいお水って甘いですよね)、背比べの石に「義経が奥州に旅立ったとき幾つ・・?」と思ったり。
石、子供の背丈くらいなんですよね。
昔の人が背が低かったとしても! 義経は小柄だったという伝承もあるけども!
「小さい・・・」と唸る私でした。

木の根道大杉権現僧正坊のあたりまで行くと、確かに天狗が出そうな雰囲気。
先生、こういう背景似合いそう〜などと、勝手な妄想をし楽しくなっている私なのでした。
根っこがうねうねと地面を這っている様は、本当に不思議な光景です。
幹はまっすぐに天を目指しているのに。

木の根道あたりは「女性の一人歩きはしないこと」ってガイドブックに書いてあったので、人気がなかったら引き返そうと思いながら行ったのですが、大勢人が歩いていたので、問題なし、でした。



鞍馬側は登りやすいんですが、貴船側に降りていく道は整備されていなくて、きつかったです。
以前、一人でぜえはあ登ったときほどでないにしろ。
下りなぶん、足に負担がかかります〜。
降りていくにつれ、川の音が聞こえてきます。



貴船神社は修繕中でした。
水おみくじを引いてみたり、結の社、奥宮までお参り。
奥宮のほうは、まだ雪が積もっていて、すごく風情がありました。
門や拝殿の屋根からは雫の垂れる音。

しかし、結の社の奥まったほうにある桂の木に、結び文(願い事を書いた紙を結ぶんです)がぎっしりと結んであるさまには、圧倒されました。
幸せを願う人の心の凝縮された様子は、質量を感じさせるほどです。



貴船で、遅まきながらお昼を食べ、叡山電鉄貴船口駅まで歩いていきます。
冬はバスが運休なので・・・^^;



出町柳まで戻り、もう遅めの時間だったのですが、下鴨神社へ。
京都に来ると、必ず行きたくなるんですよね。
またお参りできて嬉しいです。
お守りと、お香を買い、護摩木を書きました(護摩木って、神社でもお寺でもありなんですかね・・・)
暮れはじめた糺の森を通りながら、「これで雪なら継さんごっこが出来るのに・・・」なんて阿呆なことを考えてました。

そういえば、ヒノエくんが「下鴨で花見しよう」って言いますよね。
下鴨神社って桜の名所なんですか?
あまりそういうイメージがなかったので、ちょっと意外でした。



京都駅まで戻り、ホテルにチェックイン。
あとからやってきた妹と部屋で合流します。
広い和室を二人で占領^^
大浴場でゆっくりお風呂に入って、のんびりしました。



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