今回は、あまりコンセプトもないまま、京都の風情が味わいたくて、ふらりと旅に出ました。
遙かや恋華と、あまり関係のない旅だったかも〜;;;



10時頃、京都駅に降り立った私は、地下鉄で烏丸御池へ。
御池通は、いちいち交差する通の名前が表示されているので、とても分かりやすいです。
目指したのは、小川通沿いの、町屋改装ショップ「繭」
京都町屋資料館というHPを発見したのですが、「町屋ショップって最近増えてるらしいし、面白そう」と思って、いくつかピックアップした中のひとつ。
奥が細長くなっていて、カフェや友禅染めの工房など、いくつかの店が入っています。
友禅染め体験は、予約なしで行ったのですが、今すぐ出来るとのことだったので、好奇心でやってみることに。

バッグ、Tシャツ、文庫カバー、ハンカチなど、いくつかの物の中から、好きなものに友禅染めが出来ます。
値段は、何に染めるか次第。私は、ハンカチにしました。
それから、好きな型を選びます。
草花、動物、名所などがあり、桜輪にしようか秋草にしようか、迷ったのですが乱菊をチョイス。
染料(絵の具のような感じ)が、赤、黄色、緑、紫・・・など、5,6色並べられ、板の上にハンカチを伸ばしておいて、型のその1(文様によって、何枚かに分かれます)を置き、ピンで固定。
ステンシルのような要領で、色を置いていきます。




乱菊の型は3枚。 色は自分の好みで。
黄色と赤のグラデーションに、芯部分のみ緑をちょっと入れつつ・・・かなり無心になってやってました。
手作業で物を作るのが久しぶりだなあと、思いましたですよ;;;
黙々とやって、気付けば13時でした。





そこから、烏丸方面へ戻っていき、堺町通を南へちょっと入り、「あるとれたんと」でお昼。
町屋を活用したイタリアン?(ガイドブックの紹介文には「バール」と書いてあることも)
建物の枠組みだけ残されて、普通にテーブルなので、それほど和っぽい感じはしなかったですが。
パスタ、美味しかったです。





御池通を渡り、堺町通を北へ入っていくと堀野記念館




ここはキンシ正宗の発祥地だそうで、町屋であると同時に、酒蔵も見ることが出来ます。

一階は座敷と、酒蔵(酒造りの道具を展示)と、中庭に井戸。
土間は、試飲や販売コーナー。
井戸の水は、梨ノ木神社と同じ系統だそうで、甘い感じで美味しかったです。
酒蔵の中は、いろいろな桶や道具と、でーんと大きな絞り機が。
作ったお酒を、袋に入れて上に並べ、重しをしてやると、下の注ぎ口から出てくる・・・というもの。
それを、一石樽に入れて上澄みを取って、清酒になる・・・ということだそうです。

座敷は装飾はないのですが、床の間や違い棚の材木はとても高級なものだそう。
2階の宴会用座敷も、舞妓さんの衣装を浮き上がらせるため、あえて装飾のない造りにしているのだと、説明してもらいました。
隣接する屋根裏状態になっている部屋は、昔は壁で隔てられていて、奉公人たちの部屋だったそう。
上り下りは、はしごを使っていたのだそうです。

試飲で、日本酒三種と、ビール2種を飲ませてもらいましたが、どれもすっきりして美味しかったです。
日本酒はまったく縁遠いのですが、折角なので「小倉百人一首」というお酒を買いました。
フルーティな感じで、ちょっと辛口。

今は、日本酒は伏見のほうで作っているけれど、ビールはこちらで作っているそうです。





京都市役所の前から、バスで下鴨神社へ。
毎回の定番スポット。
糺の森をゆっくり辿ると、樹木から零れる傾いていく日差しの美しさに、写真を撮りたくなります。
こういうときだけは、一眼レフがいいなあと思うのでした;;;(重いから持ち歩けない)





前回買ったお守りを納め、新しいお守りを購入。
お香が入っていて、いい香り。
そういえば、ヤタガラスのキャラクターの商品が出来てました。
可愛いですが、なんで急にキャラクターが出来ているのかしら?
Wカップのせいかな。

御手洗池をぼーっと眺めていると、落ち着きますね。
水ってリラックス効果があるのでしょうか。





京都駅へ戻って、夕食にパンを買ってから、また地下鉄で五条まで。
・・・ちょっと歩き疲れたので^^;

この日のホテルは「アランヴェール京都」。
ホテル予約サイトでとったやつで、ツインだったのですが、広くて綺麗なお部屋でした。
大浴場でゆったりお風呂というのもよかったです。



      


二日目


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