突発的に「そうだ、旅に出よう!」ということで・・・
戸隠に行ってきました。
今回は事前にガイドブックを買ったりしてなく、ほんとに衝動的でした。
ネットでちょろっとアクセスを調べたくらい。


朝早めに新幹線で出発。
2時間ほどで長野駅に到着。
ロッカーに荷物を入れてから、 バス停へ。
一時間に一本くらいですね、バス。
まあ、長野駅前はかなり都会的なので、時間を潰すには困らないと思います。

バスに乗り合わせたおば様方は、バードウォッチング目的みたいでした。
海外にも行かれるツワモノのご様子・・・。

道すがら、藤やら八重桜が見えて、ああ、ここってやっぱり涼しいんだなあ〜って思いました。
ネットで見たところ、5月上旬まで雪があったりするみたい。


戸隠神社は5社にあって、下の宝光社から登っていくか、上の奥社から下ってくるか考えたのですが、予報は雨、降る前に奥社に登ってしまいたいなあ、バスで奥社前まで行ってしまいました。
戸隠神社のHPでマップを印刷していったので、これが大層役に立ちました。
バス停とか、道途中の碑とかあれこれ書いてあるので。

11:40頃、奥社前のバス停で下車。
ちょっと雨が降り出しましたが、まだ降ったりやんだりで、もちこたえてます。

ハイキングの格好をした中高年の方がけっこう多い。
カメラを構えたり、スケッチされてる方もいました。
水芭蕉が咲いてたり、二輪草が咲いてたり、楽しめます。





杉並木と随神門。
私は知らないのですが、ここを舞台にした戸隠の?CMがあったそうですね。

しばらくゆるやかな登りで杉並木の道。
あまり「登り」感はないのですが、なにげにきつかった・・・。
身体が重くて^^;

ところで、杉の切り株とかに石が積んであるのは、何なんでしょうか?

最終地点では、石を組んだような石段。
ここは結構登りがきついです。
足元もけっこう悪いので、動きやすい靴がいいです。





九頭龍神社。
奥とか、雪の溶け残りが・・・やっぱりここは東京と季節が違うかも。
寒くはなかったですが。

RDGを読んでいった&QEDの影響で、地主神であるここが本質なのかねえ・・・とぼやり思うも、私にはパワースポットのパワースポットたる所以は感じ取れず。
鈍い人なのでね。

バス停まで戻ったのが13:20。



向かいに民族資料館、忍法資料館、からくり屋敷があって、ちょっと覗いてみました。
カラクリ屋敷は、これ、一人で入ったら絶対出れない・・・!と思いました;;;
他のお客さんがいたので、「あ、そこが開くのか!」って、ついていって、脱出できましたが・・・。
あと、斜めの部屋があるのですが、私は入り口に立っただけでめまいがして、立っていられなくなりました;;;
人間の感覚って、案外簡単に騙されるなあ〜。





バス停そばのお蕎麦屋さん「なおすけ」でお蕎麦を食べました。
美味しかった!
お店はお客さんで賑わってましたが、お店の人が気持ちのいいにこやかな対応
で、気分よくお昼を過ごしました。


古道をくだって、中社を目指しました。
途中、女人結界碑とかありましたが、明治以前は女性は奥社には行けなかったんですね・・・。
それを思うと、隔世の感があります。


が、奥社への道はあれだけ人がいたのに、こっち方面は全然人がいない・・・。
本格的に雨が降ってきたこともあり、黙々とお参り。




宿坊などを眺めながら、道路を下っていって、火之御子社。



ここは、本当に小さいお社で、社務所も「宝光社」で兼務とのこと。
この脇から古道「神道」を通って、宝光社へ。
近いと思っていたけど、結構歩いた気がする。

どうして私は、旅に出ると、毎回人のいない山道をてくてく歩くのだろう・・・。
雨だけど鳥の声が結構しました。

宝光社はお寺っぽい造り。
神仏習合の名残なのかなあ・・・。
戸隠は歴史、系統的にも意味深で、想像力を掻き立てられます。



バスの時間まで結構あったので、先のほうまで歩いて行き、最終的にそば博物館のところで、長野駅行きのバスに乗りました。
駅前のメトロポリタンホテルを取っていたのですが、せっかくなので、いつもはチャレンジできないことをしてみようと思って、夜景を眺めつつカクテルを飲んできました。
・・・あんまりバーに行くような格好じゃなかったし、なにやらおじ様がたが居酒屋のりで騒いでた(バーテンさんに謝られてしまった)けど、夜景はすごーく綺麗でした。




そういえば、戸隠周辺には、鬼無里とか、怪無山とか、不思議な地名も。
鬼女「紅葉」の岩屋は行ってみたかったです。
この話も、詳しく知りたいなあ。
陰陽座の曲のイメージが今は強いです。



      

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