朝はバイキング。
洋食と、地元色の強い和食(そばもあった)。


コインロッカーに荷物を預け、善光寺へ。
昨日、戸隠方面へ行くときにも前を通り、周辺のお店の面白そうな感じや、お寺の大きさに、「わー」と思っていたので、期待しつつ。
雨も去って、よく晴れてきたけど、空気はまだ涼しい。
・・・この日、あとですごく暑くなったんですけどね。


大門南で降りて、お店を冷やかしつつ歩く。
建物が私好みで面白い。
新しいものも和風にしてあるし、歴史あるっぽい石造り洋館とか。
郵便局の建物とか、すごく素敵だったなあ。

仁王門前は、宿坊が並んでいて、これも見て面白い。
こういう建物に泊まってみるのも、いいかもなあ。




三門。
上がることが出来て、係の人が解説してくれました。
あと、屋根を葺き替えたさいの桧皮を記念として配っているそうで、くださいました。



山門には普賢菩薩を祀っていて、四国四十四箇所の仏様の像がぐるりの壁上に置いてあります。
群発地震で欠損したものもあるそうで、いくつか欠けてましたが。

善光寺の額の中に鳩が5羽いるとかね・・・言われてみるとなるほど!
しかし、宗派のないお寺、って不思議。
属している坊には宗派があるので、お勤めはそれぞれの宗派でやるんだそうです。
なんでそういう立ち位置、そういうシステムが出来たのか、を考えると興味深いですね。

牛に引かれて善光寺参り、の言い回しだけは知っていたけど、他にも参道の石だたみとか、むじな灯篭とか、エピソードの多いところですね。
資料館では、仏様が顕現されるのを見た、というエピソードを描いた絵が多数展示されていて、やはり何か「見えやすい」土地ではあるのかな。



戒壇巡りもしたのですが・・・
後ろから来る一団が、何かの講なのか、お念仏?を唱えながら来るので、ちょい焦りました。
おかげで怖くはなかったですが;;;
しかし、ずっと右手で壁を探っていって、感触が違う地点もわかったのですが、肝心の鍵がわからなかった・・・!
えええ、私、仏様と縁が結べないんですか・・・orz
(善光寺の本尊は絶対秘仏で、誰も見られないのだそうで・・・その仏様と縁を結ぶのが、戒壇巡りで仏様の下にある「鍵」に触れることだそうです)

せめてもと、可愛い花のついたお守りストラップを買ってみる;;;
しかし、何故かりらっくまの絵馬を扱ってましてね・・・。
絵馬奉納にずらっと、りらっくまが・・・さすが庶民の寺!?


お店を冷やかしながら、いろいろと自分用お土産を買い込み、蔵を改装してお店が集まっているパティオ大門の中の一軒でお昼。
昨日のお蕎麦屋さんや、お土産買った漬物屋さんもそうなんだけど、ここのお姉さんも適度に人懐こくて、ちょっと雑談して、いい旅の一場面になりました。
長野のお姉さんは人懐こいと、私の認識には刻まれましたよ;;;






この辺から、だいぶ暑くなってきました;;;
駅前まで戻って、松代駅行きのバスに乗ります。
この時点で14:50

松代駅はすごーくローカルな雰囲気。
ちょっと歩いて、松代城跡へ。
私、全然知識ないのですが、松代城=海津城は、信玄が山本勘助に命じて築かせた城だそうで。
今は門のみ修復されて、中は公園です。

文武学校と、真田邸の見学。
宝物館は残念ながら休館でした;;;
学校は古い木造の匂いがして、ちょっと懐かしい感じ。
建物だけで展示物なんかはないのですが、中にも上がれます。

真田邸は改修されてて、畳や襖は手が入ってる感じ。
天気がいいせいもあって、庭に面した座敷なんかは明るくて風も通るし、気持ちのいい建物でした。


バスでちょっと移動して、川中島古戦場。





八幡神社なんですが、現本殿の前に、木に抱かれて、枠組みの中に閉じられた古い社が。
わあ、なんか意味ありげ。
・・・遙かにはまって以来、神社とかで、隅にある塚とか、妙に妄想が働くようになりました・・・。
あと、QED的な妄想もあるなあ。知識は全くないけど。


高坂弾正が敵味方の別なく供養した首塚もありましたが、それに感銘を受けた上杉謙信が「敵に塩を送る」を行ったとか・・・へえ〜。




最後に長野駅で新幹線待つ間に、改札前のBECKが地元のケーキを扱ってたので、食してきました。
木が綺麗で、街は活気もあって、お姉さんが人懐こくて、いいとこだなと感じました、長野。


      

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