徳川美術館でとうらぶ関係の刀展示が始まったので、名古屋に行ってきました!
朝、のぞみで出発、開館時間くらいに着きました。
前回京都につづき、同行者様の完璧な下調べのおかげです!



最初の展示室で、本作長義、物吉、鯰尾、後藤の展示が。
長義は思ったよりも幅も厚みもあり、同行者様も「思ったより男らしい」っておっしゃってましたが重厚なかっこよさでした。
物吉は、尾張徳川初代の義直の母、お亀の方が家康の遺産分けのときに勝ち取ったんだとか〜。
すごいな、その交渉。
鯰尾はぱっと見たときに「綺麗!」「好み!」と思いました。
後藤はまっすぐでシンプルな感じ。

他に、茶道具や能衣装、浮世絵など、充実の展示。
茶道具や能衣装は、茶室や能舞台のようなセットに展示してあり、使用していた雰囲気が感じられて面白かったです。
家光の娘、千代姫が輿入れしたときの道具だという金の茶道具とか、お化粧道具など、どんだけ将軍家の姫の御威光あるんだ・・・!と思いましたw

浮世絵も、最初の頃の一色から、カラーになっていく過程が展示されていて、とても面白かったです。
源氏物語や歌舞伎の演目に知識があれば、より楽しめたと思うけど、いろいろ知らないことが多くて;;;

あ、あとミュージアムショップもいろいろ商品があって、鯰尾と長義のブックマーカー買いました。
普通にデザインがすごく好みv


隣接のお庭、徳川園への境に古民家風のレストランがあり、そこでお昼。




とても雰囲気がよくて、よかったです。
りんごの香のほうじ茶も美味しかった。



徳川園、池を囲んで緑が綺麗・・・
立派な錦鯉もいます。





藤や牡丹も見頃。


そこから、電車で熱田神宮へ。





信長が寄進したという信長塀。

宝物館の入り口に太郎さんが飾られてます。



表示は「真柄太刀」となってます。
打ったのが青江派の関係の人らしく、「末之青江」と書かれていました。
しかし、2m20・・・実際使った真柄十郎左衛門が2m越えの身長だったと言われてますが、それでも長いよね!
あと、研いでないそうなので、刀紋は見えないのだとか。確かに、鋭い輝きではなかったです。
でも、宝物館入口で、有料エリアに入る前なので、なんだかめっちゃフレンドリーですw

中にもたくさん刀剣が展示されていて、見応えあります。
特徴や、有名な持ち主、奉納者まで説明があって、知識ある人にはよけい面白いかも。
また、草薙剣を祀っているだけあって、毎年刀工さんたちが奉納鍛刀をしているとか。

境内にはものすごい大きなご神木があったり、名古屋最古の石橋という橋があったりと、面白いです。


熱田周辺の史跡めぐりもしました。
小さなお寺も多く、寺町でもあったのかな。
日本武尊が白鳥となって戻ったという伝説のある、白鳥古墳や、
東海地方最大の断夫山古墳。
断夫山古墳は登れたのですが、整備されてなくて、ロープ代わりに?キープアウトの黄色いテープが貼ってあったという(脇道それるな、ってことだと思うんだけど)・・・
日本武尊といえば、荻原規子さんの「白鳥異聞」を思い出す・・・。
そういえば、あれも刀(と勾玉)の話でした。


夕食は店名だけで決めて、予約しておいたハイカラ屋。
チェーン店の居酒屋ですが、メニューが豊富で、美味しかった!
ワインとジンジャーエールのキティが甘くて美味しかったし、ポテトサラダが何種類もあったり、デザートがわらびもちやチョコケーキに2、または3種類のアイスを選んで乗せられたりと、堪能しました。




      

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